苦しい 苦しいからといって助けてと縋りたくはない
自分の存在意義と権利を明け渡すことだけはしたくなかった
上辺だけ従ってる様にして癇癪持ちの大人を翻し
波風立てないよう僕は自分の心を自分で護りながら育てた
そんな子供時代だったように思う
帰路は憂鬱だった
過去を俯瞰して見られるようになったのはここ3年位のことである
それ迄はただ独裁者に自分が迎合できなかったことを責めていた
教育とは洗脳である
そしておそらく わたしの優しさを逆手にとっていたんだと思う
僕は14歳までにあらゆるものを与えた
彼らには子供でそこまで思いやりで動いている人間が居るということは想像の範疇外だったんだろう
7月1日! 夏!